感動プロジェクトPROJECT

お客様との
出会いから生まれた
建設にまつわる
素敵なプロジェクトを
ご紹介します

お客様とお客様のご縁をつなぐ

お若いお客様で、土地を相続されて、マンションを建てようとしていた方がいらっしゃいました。全国展開しているマンションメーカーを考えておられたのですが、場所柄があまりよくなく、入居者があるかどうかを心配され、私たちに相談がありました。
建てておいて入居者がないでは気分が悪いですからね。そこで、考えたんです。以前からおつき合いのある病院の、看護婦さんの寮として、借りてもらったらどうかって。
うまく行きました。病院は寮を増設しなくていいし、オーナーさんは入居者の心配がなく、今でも築数十年の建物は働いてくれいています。

将来の安心のために

ある材木屋さん。80歳のご高齢で、相続対策でお困りでした。大勢の業者がマンション建設を勧めにくるものだから、ちょっと嫌気がさしてらしたようです。
そこへ伺って「うちはマンションはやりません」と言いました。じゃあ何をするんだっていうことになって、「老人ホームにしましょう」と。高齢者の多い地域でしたのでね。
運営する人も、こちらで探しました。ずいぶん調べましたよ。あと、余った材木で、足の悪いご高齢のお母様のためにバリアフリーの家も作るというおまけつき。今では足の悪いご高齢のお母様は、この老人ホームに入居して安心。

後日、お孫様がおじい様の遺品整理をしていた時、老人ホーム計画当時の日記を見つけられ、おじい様の文字にて、「これで一生安心できる」と、おじい様の気持ちが書かれていました。めでたし、めでたし。

地域を想う街づくり

老舗の足袋屋さん。商業施設を計画していらっしゃいました。
でもすでに近くに商業施設があったんです。同系のものをつくると、
どちらかが潰れる・・それは避けたい。
そこで提案したのが温泉を掘って温泉施設を作ること。
もちろんちゃんと出ました。いまや大人気です。
でも、地主さんはもっと人のお役に立てたいということで、
道を挟んで向い側にある、お年寄りのデイ・サービスセンターに、
その温泉をひっぱりたいとおっしゃったんです。
ところがそのためには道路を横断する必要があります。
行政からは最初「ノー」と言われました。
そこで、災害時に地元住民に開放し、活用できるようにしますということで、自治会の同意を得て再度交渉したら、今度は許可が下りました。
いまはお年寄りも温泉を楽しんでおられます。よかった、よかった。

諦めない提案の先に...

ある工場での話。そこは水はけが悪くて、雨水がうまく排水できず困っておられました。
行政に相談しても、よい解決法がなく、自主的に処理しようとすれば大変な費用がかかります。
そこで、コストかからない砕石を利用した、砕石貯留層という土地整備の方法を提案。コストのかかるメーカーの二次製品を使用せず、余分な費用をかけなくて済んだと喜んでいただきました。
めでたし、めでたし。